ジョン・ソンメズさん著の「CAREER SKILLS」という本を読みました!
この本めちゃ分厚いです、、900ページあってちまちま読んでたら読み終わるのに3ヶ月くらいかかった( ・∇・)
この本はタイトルから分かる通りソフトウェア開発者のキャリアについて次のような構成で詳細に書かれています。
- 第一部: ソフトウェア開発者とは
- 第二部: 就職する方法
- 第三部: ソフトウェア開発の必須知識
- 第四部: ソフトウェア開発者の仕事
- 第五部: キャリアの伸ばし方
900ページもの分厚い本なので人に簡単に薦められるかと言われたら難しいのですが、僕はこの本を読んでハッとさせられたことが何回もあり、個人的には読んで良かったと思える良書でした。
特に興味深く感じたのは第四部の「ソフトウェア開発者の仕事」の部分。エンジニアとしての考えについて共感できる部分もあり考えを改めさせる部分もありました。
また、面白いのは著者がアメリカのエンジニアが著者であるという点。読んでいるときに「アメリカで書かれている文章だから日本で働いている自分にとって100%鵜呑みにしないようにしよう」と考えながら読んでいたのですが、驚くほどエンジニアとして共通的なマインドを感じてびっくりしました。
アメリカのエンジニアというと実力主義の華やかな印象を抱いていたのもあったので、この読む前とのギャップは一番面白かった部分かもしれないです。
「ワークライフバランス」という言葉について
実際には、ほかのものと同様に、仕事は、生活の大きな一部なのだ。ワークライフバランスという考え方をやめ、生活の質のことを考えるようにしよう。
この一文を受けてハッとしました。確かに仕事を金を稼ぐための手段として考えてたら幸せになることはできないなって。
職探しするときは愛着の持てる仕事や環境であることを考慮して選びたい。
プログラマーの性格について
著者はプログラマーの生態について下記のようにかたっています。
ステレオタイプの話に戻るが、男性ソフトウェア開発者の多くは、オタクとか馬鹿と見られていた過去を持っている。
二枚目や運動選手の男、そして特に手に入れたいが手に入れられない女性たち、自分を拒絶した女性たちに対して、非常に根深い怨恨の気持ちを抱いている。
結構ひどいことを語っていますが、納得してしまいました。( ・∇・)
僕は中学高校ほぼ女性と仲良くなろうとする勇気を持ち合わせていなく、彼女どころか女友達のような関係を築くことはできませんでした。そのときの経験もあり、正直今でも交際している女性以外との距離感を難しいと感じることもしばしばあります。
そんな経験もあり自分に重ね合わせて共感してしまったんですが、一般的なものとして語られていてなんか納得しました。
そして実践女性との接し方について下記のように語っています。
これは素直に素敵だと思ったし実践しようと思いました。
男と女に違いがあることを理解し、そんな違いに注意して配慮を示す真摯になろう。
終わり
いいなと思えるポイントが数多く見つけられた本でした。
僕は電子書籍で本を読むときに、心に響いた箇所はスクショしてメモしているんですが、見返したらそのメモが36箇所ありました。
ぜひエンジニアとして働いている人に読んでもらって感想聞いてみたい。人によって違うことを思う本だと思う。
ではまた。(´∀`)ノシ